lyric
君が愛していたあの木に名前を刻んだ
燦燦と揺れる葉が思い出を映しだすように鳴くんだ
何回目の夏か、数えてなんかいないからさ
開く君との距離 測るすべなんかなくて
あの花が見たくて、いらない芽はただ摘みとって
それが正しいと思っていた
間引いた命とその上に咲いた花にどれほど違いがあるのかわからないままだ
枯れるのが少し早いか遅いか、そんな些細な違いに戸惑う
それは愚かなのでしょうか
どんな話にも訪れるクライマックスを
どんな気持ちで待っているのが正解なんでしょうか?
何回目の冬か、数えてなんかいないからさ
霞む君の背中、気付くこともできなくて
芽吹き待つさなかに、温もりが恋しくなってさ
暗闇に手を伸ばしていた
等しき命と語れはしないな、汚れ切ったこの手の感覚を風がぬぐってった
唇をかんだ理由はなんだ?
滴る雫が何色なのか、思い出せもしなかった
震える声を
隠せぬ愛を
咲き誇る花を
手折るだけだよ
間引いた命とその上に咲いた花にどれほど違いがあるのかわからないままだ
手折った花から滴る雫もやがて尽きて枯れるそれだけなら
愚かなままで構わない
illustration:MOZUKU
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