lyric
「月がきれいだからさ、散歩でも行こうぜ」
湿った風を追い越して明るいところへ
月を追いかけてどこまでも行こうぜ
足枷のない僕らだけの夜が幕を開けたんだ
点滅する信号の意味なんかさ
知らないけれど渡って
ゼブラの真ん中で立ち止まって
自由で肺を満たしてみた
「まあ、なんて素敵な香りでしょう。
君もそうは思わないかね?」
くだらない冗談がビルの間に反響してった
唇からこぼれたのは
遠い昔聞いた笑い声
「月がきれいだからさ、散歩でも行こうぜ」
湿った風を追い越して明るいところへ
月を追いかけてどこまでも行こうぜ
足枷のない僕らだけの夜が幕を開けたから
誰も彼もがわかったふりをしてる
君の傷の深さを
少しでも浅くできるとするならば
僕はその手をつかもう
後ろめたさも公開も
この夜にみんな過去にして
笑い話にしちゃおうぜ
今いるのは僕らだけさ
月はまだ遠いがゆっくりと歩こうか
生き急ぐやつらは勝手に行かせればいい
最後に僕らの手は月に届いて
なんてさ、少し大げさだったかな?
笑ってくれるか?
あの日僕が取れなかった
その手を今夜は引かせてくれ
「月がきれいだからさ、散歩でも行こうぜ」
湿った風を追い越して明るいところへ
月を追いかけてどこまでも行こうぜ
足枷のない僕らだけの夜が幕を開けたから
music&lyric:くはく
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